2019年に解散を発表した女性ボーカルユニットKalafinaが、2025年1月15日に東京ガーデンシアターで『Kalafina Anniversary LIVE 2025』を開催予定であることが発表され、ファンの間で大きな話題となっている。梶浦由記氏が本日10/3が発表した投稿で、この再結集には元プロデューサーの梶浦由記氏が一切関与していないという点が知られ、注目されている。

梶浦由記氏の声明

梶浦由記氏は自身のX(旧Twitter)において、「Kalafinaさんについて」と題した声明を発表。彼女は「この度、Kalafinaさんのライブ開催が発表されたことにつきまして、私の方にもお問い合わせをいただいておりますが、私梶浦由記は今回の公演に一切関与しておらず、またそれ以前に今回の公演開催について、主催の方からも、またメンバーのどなたからも、正式なお知らせも説明も一切いただいておりません」と述べ、自身の関与がないことを明確にした。

また、彼女は「私のプロデュースを離れ、私の知らない所で新しいKalafinaとして歩まれることを決意されたのでしょう。私は私で、将来また一緒にKalafinaの音楽を紡げる道を探ってはおりましたが、それはもう叶わぬ未来となりました」と複雑な心境を吐露。
「大変残念ではありますが、メンバーの皆様がはっきりと選ばれた道です。これはもう互いに音の道を探す一人一人の人間ですから、そのようなこともあるでしょう」と続けた。

ファンと音楽関係者の反応

この発表に対し、ファンからは「梶浦由記さんが関与していないなら、これは本当のKalafinaではない」という声や、「梶浦由記さんの優しさと虚しさが伝わってきてつらい」という感想が寄せられている。

Kalafinaの再結集の背景

Kalafinaは、2008年の結成後、劇場版アニメ『空の境界』の主題歌プロジェクトとして注目を浴びた。2018年に梶浦由記氏が独立し、2019年に解散を発表。その後、Keiko、Hikaru、Wakanaの3人は活動を休止していたが、再びファンの声に応える形で再結集することとなった。

今後の展望

『Kalafina Anniversary LIVE 2025』は、同ユニットが単独でライブを行うのは実質7年ぶりとなる。武部聡志氏が音楽監督を務めるこのライブで、どのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンの期待は高まる一方で、梶浦由記氏との関係が事実上断たれてしまった背景を知って悲しむファンも多い。

梶浦由記氏は、今後のKalafinaの活躍を祈りつつも、自身の音楽活動を続ける意向を示している。この再結集が、Kalafinaの新たな歴史の始まりとなるか、注目が集まる。

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