私たちの日常でも「Siri」や「Google音声アシスタント」などで馴染みやすくなった音声アシスタントですが、今後企業間ではどのような使い方がされていくのか?
ビッグサイトで5月11日~13日まで開催された「AI」「ブロックチェーン」「量子コンピュータ」の最新テクノロジーに関する展示会「NexTech Week2022春」に出展された技術「CAT.AI」を紹介していきたいと思います。

対話で完結できる「CAT.AI」

従来の音声アシスタントでは要望→回答のような一方通行での解答でしたが、CAT.AIでは要望→回答&提案をするように対話できるように進化しています。
これの凄いところは、AI自身が会話を理解し相手の立場になって考えることができる点で、対話を通して要望や問題を表面化できる事やストレスなくスムーズ操作できる事、今までの対話の中から欲しい商品を絞れる事など多大な恩恵があり、言うなれば膨大で果てしない知識を持ったおじさんがあなたの為に瞬時に答えを導き出してくれていると言っても過言ではありません。

トラブルシューティングに最適
画像認識機能も搭載しているので、例えば交通事故が起きた時、ナンバープレートを撮影すれば即座に保険会社に連絡や保険内容の確認ができたり、記念日の時にプレゼントを買い忘れた場合には、イヤホンで歩きながら対話可能なので、時間を節約しながらスムーズに店舗検索と買い物ができるなど、機能豊富で様々な場面に対応が可能です。

人件費削減、業務の効率化
他にもコールセンターに導入すれば、件当たりコストの削減と、統一された回答品質を担保でき、多くの顧客へアプローチできます。受付、Q&A機能も実装することで効率よく顧客への案内が可能となります。
WEBサイトに導入すれば、FAQとは違う対話型での課題解決が可能となり、またAIで疲れを知らないので24時間365日を働き続けることができます。

以上CAT.AIの紹介でした。
数多の企業が七顛八起で開発に取り組み、AIの進化も著しい発展を遂げてきています。
もしかしたらSF映画の様なユニークなジョークを挟むAIが社会に浸透する日も遠い未来の話ではないのかも知れません。