トランジスタならではのクリアで力強いサウンドを追求し、それでいて聴き疲れしない聴感のパワーアンプ。ご購入前に試聴できるデモ機の貸し出しも実施。

合同会社カレントディレクトリ(所在地:東京都渋谷区、代表社員:伊藤 祐輔)は、当社初のオーディオ製品となる完全トランジスタ増幅・ダイレクトカップリング方式のオーディオ用パワーアンプ CD-PA100 を当社オンラインサイトより発売します。

開発背景
ここ50年でオーディオを取り巻く環境は、ワイヤレス機器や音楽配信サービスにまで目を向ければ、身近で手軽なものとなりました。オーディオ機器はアナログからデジタルに変化し、実装技術の効率化によって、高性能化や低コスト化が可能になりました。
しかしながら、主としてアナログ時代からデジタル時代の黎明期にあった音のキャラクターが失われてしまったのは事実です。

かつてあった音のキャラクターを現代にも届けたい。
そんな想いから、カレントディレクトリのオーディオがあります。​

当社のオーディオ開発ポリシー
・数値的に優れているだけではなく、聴き疲れのしない音を目指します。
・今の時代に合った、使い勝手の良いものを目指します。
・オーディオ用の部品や材料だけにこだわらず、回路や設計技術での音質向上を図ります。
・ユニークな会社である私たちらしい、ソフトウェアの強みを生かせる製品づくりを行います。

製品の特徴

  1. トランジスタ本来の音
    トランジスタ増幅の電流帰還型AB級アンプです。増幅部をディスクリート部品のみで構成し、スルーレート等の性能を向上しています。トランジスタならではのクリアで力強いサウンドを追求し、それでいて聴き疲れしない聴感に仕上げました。

  2. 音の変化を最小限に
    電源の駆動力を大容量のコンデンサーだけに頼らず、過渡応答特性に強い専用の電源回路を置いています。更に、アンプ部にダイレクトカップリング方式を採用し、コンデンサーによる音の変化を最小限に抑えています。

  3. ノイズを抑える設計
    左右独立駆動の電源部には、医療機器などに用いられるRコアトランスを2基搭載しました。左右のアンプ部と電源部を電気的・物理的に独立させることで、負荷変動でのグラウンド電位が変化しにくくなり、トランジスタ本来の性能と澄み切った音を引き出しています。 グラウンド配線もシャーシからアンプ基板まで最適化し、徹底したノイズ対策を施しています。

  4. 合理的な仕様と機能
    純A級動作範囲を1W@8Ωとし、より低い消費電力とより低い歪み率をバランスしました。アンプの利得を低めの14.4dB(5.3倍)としており、ソース側機器(2.0Vrmsの出力レベル)との組み合わせおよび一般的な部屋での視聴に必要十分な仕様となっています。 また、オートパワーOFF機能も備え、電源を切り忘れた場合にも安全です。

製品の仕様
・周波数特性: 0(DC)Hz ~ 100kHz
・利得: 14.4dB(5.3倍)
・歪率(THD+N): 0.003% @1W, 0.01% @20W (1kHz, 8Ω, B80kHz)
・残留ノイズ: 10μV (A特性)
・定格出力: 20W + 20W (@8Ω)
・入力インピーダンス: 25kΩ
・負荷インピーダンス: 4Ω ~ 8Ω
・消費電力 (スタンバイ時): 0.4W
・消費電力 (定格出力時): 123W

製品の機能

・入力レベル調整用ボリューム
・オートパワーOFF機能
・グラウンド配線切り替えスイッチ
・入力端子: RCAジャック(アンバランス)
・スピーカー端子: バナナプラグ対応ネジ閉めターミナル
・電源端子: IEC 60320-1 C14 3Pアース付き
・サービスコンセント: 連動 × 1, 非連動 × 1
・保護回路: DC(超低域)検出, 高温検出
・本体サイズ: 幅×奥行×高さ 430×330×85 mm (突起部含まず, インシュレーター含む)
・本体重量: 8.7 kg
・付属品: 電源ケーブル × 1

製品概要

名称:オーディオ用パワーアンプ
型番:CD-PA100
販売開始日:2020年12月1日
希望小売価格:オープン価格
オンラインストア販売価格:330,000円(税別)
製品ページ:https://audio.current.directory/ ※オンラインストア・デモ機の貸し出しも同ページ内

製品に関するお客様からのお問い合わせ先
お問い合わせフォーム:https://goo.gl/forms/X9BqaK3Md2P2GjMX2

会社概要

ソフトウェア・クラウド・ハードウェアの設計開発技術を持ち合わせたユニークな会社です。
私たちは、あらゆる技術を駆使して豊かな社会を実現するための最適解をご提案いたします。

​ホームページ:https://www.current.directory/